30年前、私はただただボールを打っていた。拙いコースマネジメントはしていたものの、ほぼ考えているのは、ボールを如何に真っ直ぐ打つか、そしてライが悪い時はどのように打つか?という事に集中している時間が大半だった。
今ゴルフに向き合ってみると、これ程色々な因数を扱っているスポーツってあるだろうか?と思う。
大きく分けると以下のようになるのではないだろう?
- コース設計(そのコースをどう攻略するか。コースマネジメント、風等の自然要因にどう対処するかもここに含まれる)
- フィジカル(体力、柔軟性、体の使い方、筋力等、ゴルフに必要なフィジカル)
- 道具(道具の理解。道具の扱い方を含む。これについても、ドライバーからパットまで、大きく分けて4つあると思う。)
- スイングの確立(こちらも大きく分けて、クラブの種類によって4つ。また打つ状況はフラットであるティグラウンドや平坦なフェアウェイから、難易度の高いライ、バンカーまで)
- メンタル
コースに出ている時は必死で回っているので、どの部分が自分のスコアを崩すトリガーになっているか分析できていない事も多いのではないだろうか。
逆に、細分化して、どの部分を今自分は取り組んでいるのかが分かれば、少しかもしれないが、ゴルフが楽になるのではないだろうか。
ゴルフは永遠に改善を望むスポーツだし、それが終わったらゴルフを面白いと思う気持ちは失われてしまうだろう。私は今、2フィジカル、3スイング、4スイングに取り組んでいる。