ゴルフと女性(International Women’s Day に思いを馳せて)

women golf heart

昨日3 月8日はInternational Women’s Day だった。ということで、女性とゴルフという話題。

Woman in golf charter

イギリスでは、2018 年にR&AによってWomen in Golf Charter というイニシアチブが発足した。

https://www.englandgolf.org/resource-detail/women-in-golf-charter

(余談だが、イギリスって本当にこういうキャンペーン・計画・アプローチを形にするのが上手だ)

これはゴルフ業界全体で女性や少女があらゆるレベルで自分の可能性を最大限発揮できるようにする為、業界全体のコミットメントと対話を促進することを目的としている。

ゴルフ業界が一致団結し、女性のゴルフへの参加を増やす為に既存ゴルファーと潜在的なゴルファーがよりアクセスしやすいプラットフォームを作成する#FOREeveryone キャンペーンを通じて、女性ゴルファーをゴルフに魅了する為のサポートをするというもの。

これは、まさに業界が変化する必要がある!という強い意思表示の現れと言われていて現在1300以上の組織が変化を促進し、障壁を取り除き、ゴルフ業界内のより包括的な文化を作ることを目指している。形だけではなく、女性ゴルファーがゴルフコミュニティの不可欠な一部であること、また歓迎されていると感じられるような環境を整えたいとの意思の表れだ。

多くのゴルフクラブがWomen in Golf Charter に署名しており、私が所属しているクラブも非常に女子セクションに活気があり、女子であるからと言ってあまり肩身の狭い思いをした事はこれまでには無い。

女性がゴルフを楽しむ為に

私がゴルフをしていた大学生の頃、ゴルフは男性のスポーツで、女子大生がフェアウェイを駆け回っているだけで異様な風景で面白がられたものだ。今は日本でも女子プロの方が人気があると聞いているし、かつてとは比べ物にならない程ゴルフを楽しむ女性が増えたと思う。

カートに乗れば、体力の弱さも補完できるし、自分に合うクラブを使えば飛距離も補完できる。ただイギリス現地のゴルフクラブで感じるのは、どうしても体力や飛距離にハンディがあってスロープレーになりがちになるし(まあ男性でもスロープレーヤーはいるけれど)、ゴルフを楽しむという境地になるまで時間がかかりすぎるような気がする。「ゴルフは難しい」と一言で言ってしまえばそれまでだが、なかなか女性が行うにはハードルが高いスポーツであるのも真実だ。

多くの女性にゴルフを楽しんでもらう為にはどうすればいいのかな、と私も日々考えている。

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